行っている手術一覧

■成人心臓グループ
冠動脈疾患
手術名 特徴
冠動脈バイパス術 殆どの症例で人工心肺非使用(オフポンプ冠動脈バイパス)にて施行している。この方法により術後の死亡率や合併症率が低く抑えられ、早期回復、早期退院に繋がると考えている。最近20年間の手術死亡率は0.8%。
左室形成術 陳旧性心筋梗塞により動かなくなった心筋は当科が開発した方法(ELIET法)にて左心室を縫合し、効率の良い心収縮が得られるようにする。
心室中隔穿孔手術
左心室破裂手術
従来の左心室切開でのアプローチに加え、右室切開による手術を導入している。
弁膜症
手術名 特徴
僧帽弁形成術 僧帽弁閉鎖不全症に対しては自身の弁組織を使用して修復する弁形成術を行っている。弁組織の切除縫合、人工腱索再建、弁輪形成等多様な手技を組み合わせて形成する。陳旧性心筋梗塞に続発する僧帽弁閉鎖不全症に対しては、乳頭筋吊り上げ法を行っている。 心房細動合併症例にはメイズ手術を同時に行い、正常調律への復帰を目指している。また適応があれば右開胸での小切開低侵襲手術を行っている。
ハイリスク症例に対しては循環器内科と共同して経皮的僧帽弁形成術を行っている。
僧帽弁置換術 弁の変性が高度な場合、弁置換を選択する。患者さんの要望、ライフスタイル、等を考慮し、生体弁か機械弁かを決定している。
大動脈弁形成術 大動脈弁閉鎖不全症に対し、弁縫合、弁輪形成を行っている。先天性二尖弁に対しても適応を検討している。
大動脈弁置換術 患者さんの要望、ライフスタイル、等を考慮し、生体弁か機械弁かを決定している。ハイリスクな場合や高齢者(85歳以上)の場合は循環器内科と共同し、経カテーテル弁置換術を行っている。
大動脈基部置換術 自己弁を温存可能な場合はRemodeling法を用いて手術を行い、ワーファリン内服を回避できるように検討する。
三尖弁形成術 弁輪形成を中心に施行する。術前にエコーやMRIを使用して手術適応を詳細に検討している。
三尖弁置換術 弁輪拡大が高度な場合や感染にて組織欠損が広範な場合に施行する。
収縮性心膜炎
手術名 特徴
心膜剥皮術 手術適応を詳細に検討し、施行。
その他

心臓腫瘍摘出術、肺血栓塞栓症手術

■血管グループ
胸部・胸腹部大血管疾患
手術名 特徴
人工血管置換術 瘤が切除されるため根治的な効果が得られる。弓部大動脈瘤、広範な急性大動脈解離に対しては低体温循環停止法+順行性脳灌流法を使用し大動脈弓部全置換術を施行。死亡率、合併症率を低く抑えている。
ステントグラフト内挿術 人工心肺、開胸などを行わず低侵襲に施行可能。瘤と分枝が近い場合には合わせて分枝の再建が必要になることがある。
腹部大動脈疾患 末梢血管疾患
手術名 特徴
人工血管置換術 開腹して瘤切除した上で、人工血管に置換する。根治性が高い。
ステントグラフト内挿術 開腹せず、低侵襲に施行可能。
人工血管バイパス術 閉塞性動脈硬化症の複雑な症例に対して施行。

TOPへ