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| 福井県 T.S 様 |
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| ■ 「友也が生まれて」 |
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私の子供の友也は、妊娠9ヶ月の時に三尖弁閉鎖という病名を告げられました。生後間もなく死んでしまうかもしれないと言われ、それまで子供は普通に健康に生まれてくるものと思っていた私は、ただただ愕然としました。
私の頭の中では、この子は生まれたら死んでしまう、心臓の構造が普通と全然違っていて生きれるはずがない、死んでしまう、と悪い方向にばかり考えていました。
けれど皆の心配に反して、友也は元気良く産声をあげて生まれてきてくれました。生まれて直ぐにプロスタグランディンの点滴をし、保育器に入っている友也を見た時、自分の子供がまさか・・・と思う反面、命ってこんなに強いのか、たくましいな、と不思議な感動をしたのを覚えています。
持続点滴をしている間は、これが詰まったり、効果がなくなったら死んでしまう。点滴で友也の命はつながっていると思い、ブラロックータウシッヒ・シャント後は、つないだ血管が閉じたらどうしよう、チアノーゼをかかえて次の手術までもつだろうかと思い、友也の事を可愛いと思う気持ちと同じくらい不安が強かったです。生後5ヶ月目に退院してからも、しばらくはいろんな面でピリピリしていましたが、気がつくと、親子3人で寝る事、ベビーカーで外を散歩する事、友也の寝顔を見ながらゆっくり横になれる事等々、ちょっと前までは考えられなかった事が実現されていてとても嬉しかったです。
そして、京都府立子供病院に転院して1才の時に2度目の手術(グレン手術)を行いました。術後、10本以上もの点滴に繋がれ懸命に生きようと頑張っている友也を見て、改めてこれからもこの子を大切に育てていこう、先の事で不安もあるけど、今ある幸せがとても大切で見失ってはいけないと思いました。
現在の友也は1才7ヶ月でわがままというか、人に噛み付いたり、全く人の言う事をきかなくて、つい本気で怒ってしまいますが、こうした事も生きていないと出来ない事です。(当たり前ですが)
今この時は、周りの人の助けがなければ絶対存在しません。一緒にいれる時間をつくってくれたのは、山岸先生をはじめ府立のスタッフの方々のおかげだと思っています。
今年は3度目の手術を控えていて、その事を考えると不安にもなりますが、きっと大丈夫と信じて乗り越えていきたいです。
友也へ。これからも家族仲良く楽しく暮らしていこうね。 |
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